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第28回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

第28回 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

■男子C 優勝  ■タイム 42分13秒244  ■パワー 253W  5.01W/kg


昨日は21時半には寝ついて、1時半に目が覚める。
夕方も寝てたようなもんなんで、あまり眠くない。
一応、2時半起床予定だったので、それまではベッドでうつらうつら過ごす。

去年と同じで3時ホテルを出発し、4時会場入り。
5時まではまた寝るなどして。
それからご飯を食べて、自転車組んで、着替えて。
と、どうも胃の調子が悪い。今週ずっと良かったので治ったと思ってたのに。
ムカムカ感があって、少し不安になる。
「まじないみたいなもんでレース前飲んでおけ。ドーピングにはならない薬だから」
と胃腸科の先生から渡されていた薬を騙されたと思って飲んでおく。

天気は大丈夫そう。
雲の動きが異常に早く、上のほうは風が強そうだ。
fc2blog_20130901221431682.jpg
特に根拠はないが、何となく今回は雨で中止にはならない気がしていた。
このために一年やってきたのに、雨で中止はないはず。
しかも、今回は僕が優勝することになっている大会だから。
はたから見たらただのバカだが、本気でそう思っていた(笑)

6時半前に荷物を預けに行く。
と大会委員長から悪天候のため位ケ原までの短縮コースにするとのアナウンスが。
位ケ原までは15キロ、約40分チョイか。
それなら火曜日にやった40分走と同じだ!
ますます運が向いてきた。やっぱり今日は僕が勝つ

会場入りするとK梠に遭遇。
今年はレースで見かけないと思っていたので聞いてみると
春先に骨折したらしく、今日が今年初レースだと言う。
練習も出来てないので、復活するまでに2~3年かかるかなと。
去年ここで完膚なきまでにやっつけられたことで、それを糧に今年は強くなれたし、
やっぱり今年僕が成長出来たのはK梠さんの存在があったからこそだ。
K梠さん、必ず帰ってください。借り返さなきゃいけないんで。

コースが短縮されたと同時にスタート時間も30分後ろにずれる。
元々男子Cはスタート時間が遅いので、僕は7時過ぎからアップ開始。
ネットタイム方式になって早く並ぶ重要性がなくなったので、ゆっくりやる。
この辺は去年経験していたことが大きかった。

脚は軽い。でも、胸のムカつきがあり、力が出ない。
気持ちが悪いので、やっぱり動きは重い。あれ、大丈夫か、これ。
不安な気持ちが大きくなるが、今さら考えたってしょうがないと気持ちを切り替える。

スタート前に正式に挑戦状をたたきつけておこうと蔵王チャンプのごと吉さんにご挨拶。
鳥海チャンプのすらいむさんは列の奥のほうにいたので挨拶出来ずで、
もう一人の危険人物ぐんまちゃんにも挨拶しておく。

さて、スタート時間も近づき、スタート地点に移動。
列に並んでいない僕はゆるゆるな後方集団に紛れつつ、前のほうに移動しようと思ったけど失敗
あれ?ごと吉さんもすらいむさんもぐんまちゃんも見えない…。ヤバくね、これ。。。

ついに運命の一戦。スタート。動画(すらいむさん撮影)
幸い先頭はややゆったりとしている。
工事区間は道幅が狭く、肩がぶつかるなどして、結構危険地帯。
やや強引に前に行きつつ、先頭に追い付く。
ごと吉さんあたりがガンガン行くのかと思ったらそうでもなく、様子見な感じ。
今日はとことん自分を信じて行ったる!と思っていたので、迷いなく先頭に飛び出す。
案の定、当たり前だがライバルたちがしっかりついてくる。

ごと吉さんも前に出てくる。
僕はすでにゼイゼイハアハア状態だが、ごと吉さんは涼しい顔。呼吸聞こえず。
しかも、頻繁にしゃべりかけてくる 余裕あるな~、この人…。

前半はごと吉さんと落Iさんが何度も先頭に出てくる。
ただ、先週のおやまんさん、こんどるさんの速さを体験していた僕は
この辺は余裕を持って対処出来た。
ごと吉さんも落Iさんもスピードを上げてちぎろうという感じの走りでもなく、
落ち着いてきたときに再び僕が前に出るパターンが続く。

ギアがうまく決まらない。
昨日は別におかしいところなかったのに、ガチャガチャいって、チェーン落ちたかと冷や冷や。
たぶん、車に積んだときにおかしくしたのかも。
一応狙ったギアには入るので、暴れてるけど何とかなりそう。

三本滝は16分台で通過。サイコンはあまり見ていなかったので不確か。
試走のときより1分以上速い。やっぱり本番だと違う力が出るらしい。
気配だけなので実際は分からないけど、もう後ろはだいぶ絞られてきていた。
今日のライバルはこの二人だと意識していた。

三本滝を過ぎて、左に大きく曲がって、右に曲がって、
少し行ったところで後ろを見たら単独になっていた。
ごと吉さんはまだ余裕があると思っていたので、意外だった。
これはチャンスと思ったけど、焦らず自分のペースを心がけた。
と同時に、勝てる、勝てる、勝てるとはやる気持ちもあった。

10キロぐらいまでは力強いペダリングが出来ていたので、良いペースで進んでいた。
ただ、どんどん胸のムカつきが明らかな気持ち悪さに変わってきていた。
そこからは地獄のような時間だった。

残り4キロの地点ではもう死んでいた。リバースするかも、いや余計なことは考えるな。
そんなことばかり考えていたように思う。
酸素も薄くなってきているのだろうか、やたらと呼吸が苦しい。
今までにないくらいゼイゼイハアハア言っていた。

気持ち悪さと急勾配が気持ちを挫けさせようとしていた。
苦しい。でも、僕が苦しかったら後ろの人たちも同じように苦しいはず。
大丈夫だ、大丈夫だ。鼓舞して、鼓舞して、ひたすら鼓舞していた。
それだけ追いつめられていた。

なんのための一年だ。ここでやらないでいつやるんだ。
お前は今、先頭走ってんだぞ。死ぬ気で走れ。
残り2~3キロ地点では、そんな言葉で自分を励ましていた。

そして、ここにきて人が多くてコースがつまっていた。
今まで走った中で一番つまったレースだった。
「み、右、右行きま…」懇願していた。

際どいコース取りしてしまって、不快な思いさせてしまった人いたら、すみませんでした。

チャンピオンクラスの下山も始まっていて、コースがさらに狭くなった。
運営上、仕方がないことは重々承知なのだが、やっぱり走っているほうは正直切ない。

残り1キロ。ついにここまできた。
もう大丈夫だ、全開で行けー。とやっぱりコースがつまっている…

ゴールが見えた。最後の力を振り絞って、ゴールに飛び込む。
ョッシャーーーー!
乗鞍ゴール叫
たぶん、ゴールして叫んだのは初めてだと思う。
周りにいた人は、「なんだ、こいつ?」と思ったかもしれない

ついにここで勝った。ついに乗鞍で勝てた。
自転車に乗れなかった暗黒の日々、去年の敗戦、苦しいローラートレーニング、いろんな思いが巡った。
普段人一倍冷めてる男だと思っていたが、目が熱くなって仕方がなかった。
サングラスをしてきて正解だった。

乗鞍はきれいだった。
fc2blog_201309012213590c5.jpg
この夏の戦いが終わった。
走りは格好悪かったけど、結果がすべてだったので良しとする。

8月は本当に家族に迷惑かけた。
文句も言わずに好きにやらせてくれた奥さんに感謝。

一緒に練習してくれた方々、応援してくれたチーム亀風の皆さん、本当にありがとうございました。
ようやくですが、結果を出すことが出来ました。

やったぜーーーーーーーーーー
乗鞍表彰式
※すらいむさんブログより拝借。

男子D優勝のしょくぱんさんとWチャンピオンジャージ記念撮影。
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ついに勝ったんだな~、乗鞍。
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2013-09-01(Sun)
 

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いやいや、やったね!本当におめでとう。スタートから二人のライバルをちぎった後の地獄の様子、よう頑張ったなあ!私もおおいに勇気付けられました。ありがとう。
2013-09-02 00:36 | オルテガ | URL   [ 編集 ]

 

優勝おめでとうございます!
フミパパを目標に頑張ってきましたが、力の差を思い知らされました。
優勝者にふさわしいイイ走りでした。
次は負けないぞ!
2013-09-02 05:16 | ごと吉 | URL   [ 編集 ]

おめでとうございます 

おめでとうございます。
相当プレッシャーもあったかと思いますが見事3つの宿題達成ですね。
動画見てますが抜きでた速さでした。
来年の乗鞍男子C優勝は私が受け継ぎますので一足お先にチャンピオンクラスでより強くなっていて待っててください。
2013-09-02 13:01 | すらいむ | URL   [ 編集 ]

ありがとうございます! 

>オルテガさん
いつも応援していただいてありがとうございます!
最後は乗鞍チャンプに相応しいのか試されてると思って、
気合でがんばりました。

>ごと吉さん
正直、この1ヵ月ずっと怖かったです。
ごと吉さんの毎日考えてましたよ。
これはもう恋ですね(笑)
最高のライバルがいたから、今回は頑張れたと思います。
また、どこかで。次も負けない!

>すらいむさん
おっと!出ましたね!優勝宣言!!
すらいむさんの才能をもってすれば、
乗鞍もあっさり獲ってしまいそうですね。
動画、いつも楽しみにしてますよ。
2013-09-03 05:45 | フミ | URL   [ 編集 ]

プロフィール

フミ

Author:フミ
年齢:41歳
住まい:埼玉県
家族:奥さん・長男・次男

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