第14回Mt.富士ヒルクライム
第14回Mt.富士ヒルクライム
■主催者選抜クラス 3位 58分10秒04
レース前日の体重は48.6キロ。
昨年6位入賞した乗鞍の前日とまったく同じ体重。
それでも、やっぱり50キロ切ると力が出ず走れない。
前日は久しぶりにしっかり夕食も食べて、21時半過ぎに寝た。
3時半に起床、4時にホテルを出発。
5時半頃に会場に入って、荷物を預けてアップ開始。
寒い。富士の朝は寒い。でも、足は軽く、久々に踏める。
やっぱりご飯は食べないと力でないよな~(当たり前)。
何となく今日は行けるような気がしてくる(」*´∇`)」
15分くらい前にスタート地点の会場に行く。
関西勢の選手を見ると異常に闘志が湧いてくる(笑)
乗鞍かここしか会う機会はないからね。
個人的には西高東低のヒルクライム界を何とかしたい
主催者選抜の選手を見渡す。
随分と弱気な昨日までの自分と違って、
脅威に感じる選手はそんなにいないことに気が付く。
もはや冷静ではない
レースが10分遅れでスタート。
計測ライン前に森本選手や兼松選手が前に上がってくる。
森本選手が行けば、兼松選手と田中選手は絶対に追う。
この3人が抜けだせば、後ろがどんなに大きな集団でも追いつけない。
つまり、この3人組は優勝争いの最終便だということ。
ならば、森本選手の動きに合わせて走ろう。
これが今日の漠然としたレースプラン。
ところがレースが始まって間もなく強烈なペースで進む。
速すぎないか?このまま行ったら持たない。
今日はダメな日なのかと不安になってくる。
しかも、そこに森本選手が追走していく。
前腿もジンジンと痛みだしてきて、ギリギリ危ない状態。
前の選手と離れてしまい、僕のところで中切れ気味。
後から動画で確認したら星野選手が犯人だった。
危うく1合目でレースが終わるかと思った。
幸い、兼松選手も田中選手もまだ上がってきていなかったので
自分のギリギリのペースで他の人に追わせながら危険を回避する。
その間に大野選手とかドッカンと上げて行くので、
とにかく1合目の争いが僕的には一番きつかった。
1合目のダメージを腹筋に感じながら、その後は走る。
これは前を引いたら千切れるかもしれないという危機感から
ローテーションには加わらず、5~6番手を指定席に走る。
基本的には、森本選手、兼松選手、田中選手、嘉瀬選手でローテ。
そこに星野選手、宿谷選手と僕がついて行く状態。
気が付くと、先頭集団は早い段階で7人に絞られていた。
このメンバーを見れば、逃げ切れることは確実だったので、
一先ず富士ヒル初の入賞だよと安堵o(^▽^)o
去年は取ってはいけない9位だったので。
そこからはそれほど大きな動きはなく進む。
3合目からは僕でも楽に感じる場面も出てきてペースは落ちる。
ここでドッカンと上げられたくない僕は先手必勝で何度かアタック。
この頃から兼松選手がローテに加わらなくなる。
調子が悪いのか?ただ、よくわからない。
話しかけた感じでは去年より良い状態で来ているのは間違いないようだ。
レース中に感じていた他のライバル達の調子はというと、
森本選手、嘉瀬選手、田中選手には明らか余裕があり、全然敵いそうにない。
宿谷選手は集団最後尾が多いので、余裕はないのかもしれない。
星野選手は僕と似たポジションで走っていて、
最後は星野選手との争いになるかもと感じていた。
このコースは勾配が緩く、パワーのない僕には不利なコース。
しかも、風が強く、力負けしてしまう。
まともに行っては集団最後尾でのゴールになってしまうので
先頭は極力出ないようにして、金魚の糞作戦を決行。
去年千切られた4合目過ぎの少し勾配のあるところも
前目に出て、アタックされないように、先に仕掛けていく。
そして、スプリットポイント区間。
田中選手が上げて行き、千切れかける。
後ろから星野選手らが間を埋めてくれて首の皮一枚つながる。
いよいよセレクションだな~と思っていたところ、
ただただ見送るだけしかないほどの森本選手の強烈アタック。
あまりの速度に追う気も起きなかった。
が。一瞬遅れはしたが、兼松選手が猛然と追撃を開始。
「回して行くぞ」と声が聞こえ、嘉瀬選手、田中選手がローテ。
この3人の気迫がすごくて、「かっけー」とファン目線ヽ(≧∀≦)ノ
そこに必死で食らいついて行く。
平坦区間をそのまま追いかけていく。
そして、最後、ゴール前の勾配のある坂。
気が付くと森本選手がすぐ近くに見えた。
兼松選手が猛追。追走グループから抜け出す。
切れた嘉瀬選手と田中選手をパスする。
気が付けば単独3位。
そして10mほど前には森本選手と兼松選手。
前の2人はスピードが落ちて、追いつけそうに見えたが
それ以上に自分もスローモーションだった( ノД`)
そのまま3位でゴール。
最後は3人に連れて来てもらっただけなので、
何とも複雑な気持ちでもあるけど、とりあえず
富士ヒル初入賞とこのレベルの争いに絡めたことに安堵。
一言言うとしたら、田中選手、嘉瀬選手は明らかに僕より強かったです。

その後、兎にも角にも第一グループで下山。
急いで山中湖のホテルに家族を迎えに行く。
そこから、スバルランドまで送り届けて、
表彰式に参加するため、即行で会場に戻る。
すると、遠くから名前が呼ばれているのが聞こえる。
ギリギリ遅刻(;゜0゜) でも、何とかメダル貰えた。

危ねぇ~Σ(´Д`*) 綱渡りのスケジュール。
そして、帰りは安定の中央道渋滞。
僕が日本一嫌いな坂は談合坂です・・・・。
参加者1万人越えのMt.富士ヒルクライム。
1位 兼松選手
2位 森本選手
3位 僕ですか((((;゚Д゚)))))))
こんな日が来るなんて想像もしなかったですね。
僕はいつからそんな選手になったんでしょうか。
まだ現実を受け入れられずにいますΣ(゚□゚(゚□゚*)
■主催者選抜クラス 3位 58分10秒04
レース前日の体重は48.6キロ。
昨年6位入賞した乗鞍の前日とまったく同じ体重。
それでも、やっぱり50キロ切ると力が出ず走れない。
前日は久しぶりにしっかり夕食も食べて、21時半過ぎに寝た。
3時半に起床、4時にホテルを出発。
5時半頃に会場に入って、荷物を預けてアップ開始。
寒い。富士の朝は寒い。でも、足は軽く、久々に踏める。
やっぱりご飯は食べないと力でないよな~(当たり前)。
何となく今日は行けるような気がしてくる(」*´∇`)」
15分くらい前にスタート地点の会場に行く。
関西勢の選手を見ると異常に闘志が湧いてくる(笑)
乗鞍かここしか会う機会はないからね。
個人的には西高東低のヒルクライム界を何とかしたい

主催者選抜の選手を見渡す。
随分と弱気な昨日までの自分と違って、
脅威に感じる選手はそんなにいないことに気が付く。
もはや冷静ではない

レースが10分遅れでスタート。
計測ライン前に森本選手や兼松選手が前に上がってくる。
森本選手が行けば、兼松選手と田中選手は絶対に追う。
この3人が抜けだせば、後ろがどんなに大きな集団でも追いつけない。
つまり、この3人組は優勝争いの最終便だということ。
ならば、森本選手の動きに合わせて走ろう。
これが今日の漠然としたレースプラン。
ところがレースが始まって間もなく強烈なペースで進む。
速すぎないか?このまま行ったら持たない。
今日はダメな日なのかと不安になってくる。
しかも、そこに森本選手が追走していく。
前腿もジンジンと痛みだしてきて、ギリギリ危ない状態。
前の選手と離れてしまい、僕のところで中切れ気味。
後から動画で確認したら星野選手が犯人だった。
危うく1合目でレースが終わるかと思った。
幸い、兼松選手も田中選手もまだ上がってきていなかったので
自分のギリギリのペースで他の人に追わせながら危険を回避する。
その間に大野選手とかドッカンと上げて行くので、
とにかく1合目の争いが僕的には一番きつかった。
1合目のダメージを腹筋に感じながら、その後は走る。
これは前を引いたら千切れるかもしれないという危機感から
ローテーションには加わらず、5~6番手を指定席に走る。
基本的には、森本選手、兼松選手、田中選手、嘉瀬選手でローテ。
そこに星野選手、宿谷選手と僕がついて行く状態。
気が付くと、先頭集団は早い段階で7人に絞られていた。
このメンバーを見れば、逃げ切れることは確実だったので、
一先ず富士ヒル初の入賞だよと安堵o(^▽^)o
去年は取ってはいけない9位だったので。
そこからはそれほど大きな動きはなく進む。
3合目からは僕でも楽に感じる場面も出てきてペースは落ちる。
ここでドッカンと上げられたくない僕は先手必勝で何度かアタック。
この頃から兼松選手がローテに加わらなくなる。
調子が悪いのか?ただ、よくわからない。
話しかけた感じでは去年より良い状態で来ているのは間違いないようだ。
レース中に感じていた他のライバル達の調子はというと、
森本選手、嘉瀬選手、田中選手には明らか余裕があり、全然敵いそうにない。
宿谷選手は集団最後尾が多いので、余裕はないのかもしれない。
星野選手は僕と似たポジションで走っていて、
最後は星野選手との争いになるかもと感じていた。
このコースは勾配が緩く、パワーのない僕には不利なコース。
しかも、風が強く、力負けしてしまう。
まともに行っては集団最後尾でのゴールになってしまうので
先頭は極力出ないようにして、金魚の糞作戦を決行。
去年千切られた4合目過ぎの少し勾配のあるところも
前目に出て、アタックされないように、先に仕掛けていく。
そして、スプリットポイント区間。
田中選手が上げて行き、千切れかける。
後ろから星野選手らが間を埋めてくれて首の皮一枚つながる。
いよいよセレクションだな~と思っていたところ、
ただただ見送るだけしかないほどの森本選手の強烈アタック。
あまりの速度に追う気も起きなかった。
が。一瞬遅れはしたが、兼松選手が猛然と追撃を開始。
「回して行くぞ」と声が聞こえ、嘉瀬選手、田中選手がローテ。
この3人の気迫がすごくて、「かっけー」とファン目線ヽ(≧∀≦)ノ
そこに必死で食らいついて行く。
平坦区間をそのまま追いかけていく。
そして、最後、ゴール前の勾配のある坂。
気が付くと森本選手がすぐ近くに見えた。
兼松選手が猛追。追走グループから抜け出す。
切れた嘉瀬選手と田中選手をパスする。
気が付けば単独3位。
そして10mほど前には森本選手と兼松選手。
前の2人はスピードが落ちて、追いつけそうに見えたが
それ以上に自分もスローモーションだった( ノД`)
そのまま3位でゴール。
最後は3人に連れて来てもらっただけなので、
何とも複雑な気持ちでもあるけど、とりあえず
富士ヒル初入賞とこのレベルの争いに絡めたことに安堵。
一言言うとしたら、田中選手、嘉瀬選手は明らかに僕より強かったです。

その後、兎にも角にも第一グループで下山。
急いで山中湖のホテルに家族を迎えに行く。
そこから、スバルランドまで送り届けて、
表彰式に参加するため、即行で会場に戻る。
すると、遠くから名前が呼ばれているのが聞こえる。
ギリギリ遅刻(;゜0゜) でも、何とかメダル貰えた。

危ねぇ~Σ(´Д`*) 綱渡りのスケジュール。
そして、帰りは安定の中央道渋滞。
僕が日本一嫌いな坂は談合坂です・・・・。
参加者1万人越えのMt.富士ヒルクライム。
1位 兼松選手
2位 森本選手
3位 僕ですか((((;゚Д゚)))))))
こんな日が来るなんて想像もしなかったですね。
僕はいつからそんな選手になったんでしょうか。
まだ現実を受け入れられずにいますΣ(゚□゚(゚□゚*)
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2017-06-11(Sun)
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ヤッター
遂に富士の表彰台に登りましたね!
素晴らしい。
おめでとう😊
日々の練習の成果です。
既に"そんな選手"になっていたのですよ。
これからますますマークされますよ💦
素晴らしい。
おめでとう😊
日々の練習の成果です。
既に"そんな選手"になっていたのですよ。
これからますますマークされますよ💦
Re: ヤッター
>サンホセさん
ありがとうございます。
強い人の後ろについて行ったら、3位が転がり込んできた感じです。
こんなゆるい感じの自分なんでマークもされないと思いますが、
次は自分で勝負に行ける選手になりたいですね。
ありがとうございます。
強い人の後ろについて行ったら、3位が転がり込んできた感じです。
こんなゆるい感じの自分なんでマークもされないと思いますが、
次は自分で勝負に行ける選手になりたいですね。
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